石けん水フェルトの白いハサミカバー

石けん水フェルトってご存知ですか?そもそもフェルトとは?

動物の毛を集めて圧縮して作るシート状製品の総称・・・
哺乳類の体毛の表面は、うろこ状の毛小皮(hair cuticle)で覆われている。そのため、熱や圧力、振動を加えることで毛小皮が互いにかみあい、絡み合って離れなくなる性質がある。この現象を縮絨(しゅくじゅう)あるいはフェルト化と呼ぶ・・・ (Wikipediaより)

最近流行しているニードルフェルト(NeedleFelt)は工業用の特殊な針を使い、羊毛を絡め形を作るのに対して、石けん水フェルト(WetFelt)は水分を含むと羊毛の表面にあるうろこ状のキューティクルが開く性質を使って、摩擦を繰り返すことで、しっかりとした実用的なフェルトが出来上がります。
遊牧民のテント(ゲルパオと呼ばれるもの)や正倉院に所蔵されている絨毯など、むかしむかしのその昔からフェルトは存在するのです。
WetFeltにも、羊の原毛を重ねて作るものや織物や編み物を圧縮させた織りフェルト、ニットフェルトなんていうのもあります。

などなど、うんちくは切がありませんが、私にとってフェルトの楽しさは、自由に立体が作れることなんです。

アンティーク風はさみとフェルトケース(白)

アンティーク風はさみとフェルトケース(白)

アンティーク風ハサミとフェルトケース(白)のセット

ボタンを付けて、かわいらしくアレンジした例です。

羊毛フェルトでハサミカバーを作りたいと思ったときに最初に探したのが花バサミみたいな小さなハサミです。ちょっと変わった形にもぴったりに作れるのがフェルトの良いところ。とってもかわいい形なので、お気に入りのお裁縫箱の仲間に入れてあげたくなっちゃいますね。

羊毛フェルトは適度な厚みがありますので、刃先をきちんとカバーします。羊から刈り取った原毛には、油分が含まれていて、ハサミや針が錆びにくいとも言われています。お裁縫のときには、ちょっと針を刺しておくのに便利、ピンクッションにもなっちゃいます!WOOLの力ってすごいです。かわいいし実用的で一石二鳥!!

アンティーク風にぎりハサミとフェルトケース(白)のセット

アンティーク風にぎりハサミとフェルトケース(白)のセット

アンティーク風にぎりハサミとフェルトケース(白)のセット

お気に入りお裁縫箱の仲間に入れてね

握りバサミのカバーも、ハサミ全体をくるむ繭みたいなデザインにしました。飾りなどはあえて加えず、ちょっとストイックな雰囲気でかっこよく仕上げました。